いただいたファンアート小説『夏まいクリスマス二次創作小説』の紹介&感想

2025-12-24

キャラ語り ファンアート紹介 夏まいアドベントカレンダー2025 創作関連

今日は、「後輩の一瀬くん」へいただいた素敵な夏まいの小説を紹介させていただきます!

現在(2025年12月)私が主催で行っているSNS上の企画「夏まいアドベントカレンダー2025」のために用意していただいた作品で、作者はえにけりおあ( X: @enikerioa_ )さんです!

「夏まいアドベントカレンダー」とは

「12月1日~25日の間、毎日夏まい作品を公開しながらクリスマスまでのカウントダウンを楽しむ」というアドベントカレンダー的なイベントです。

私の一次創作(オリジナル)キャラクター同士のカップリング、「一瀬夏生×二ツ坂まい」を略して「夏まい」です。



小説『夏まいクリスマス二次創作小説』の紹介

この小説が読めるXのポストはこちら↓


また、このブログにも小説の本文をコピペして掲載させていただきます!

小説作者:えにけりおあ( X: @enikerioa_ )さん

夏まいクリスマス二次創作小説
 原作:後輩の一瀬くん(餅学研究会/弓川)
 監修:餅学研究会/弓川
 制作:えにけりおあ
=====

「クリスマスの思い出?」
 いつものように放課後部室で一瀬くんと話していたら、いつの間にかそんな話になっていた。
「うーん……一瀬くん何回も聞いてくるからだいたいはもう喋っちゃったと思うけど」
「先輩の話なら何度だって聞きたいですよ♡」
 小さい頃のクリスマスの思い出、なにかあったかな……。
「あ、小さい頃クリスマスツリーの飾り付けさせてもらったことがあって、ちょっと楽しかったかも」
「ツリーの飾り付けですか、僕も昔やりましたよ。懐かしいなー、楽しいですよね!」
「うん」
 私は特別好きってわけではなかったけど、家族みんなで大きなツリーの飾り付けをしたのは楽しかった気がする。
「じゃあ先輩、明日ツリーの飾り付けしませんか?」
「え、なんで?」
「先輩のために先輩専用のツリーを用意しておきますから!」
「いや、なんで……? そもそもどこでやるの? 一瀬くんの家?」
「先輩のためのツリーなので、先輩の家でやりましょう。クリスマスまで先輩の家に置いておいてもらってもいいですよ♡」
「一瀬くんが用意するツリーなんだから自分の家に置きなよ。そこまでしてもらってまで飾り付けしたいほど好きなわけじゃないし……」
「いいじゃないですか、ツリー飾り付けてちょっと早いですけど一緒にクリスマスパーティーしましょう! ケーキも僕が用意しますから!」
「そんな、悪いよ」
「だったら明日の放課後一緒にケーキ買いに行きませんか? お互いに好きなケーキを選んで、一緒に食べましょう」
「えー……」
「先輩が以前気になるって言ってた洋菓子店のケーキ、僕も気になってるんですよね」
「そこまで言うなら……」

 次の日の放課後、一瀬くんの提案通り一緒にケーキを買って、そのままクリスマスパーティーをするために一瀬くんと家に帰ってきた。
「それじゃあ僕は冷蔵庫にケーキしまってきますね」
「あ、うん。ありがとう……」
 一瀬くんは当然みたいにケーキの箱と、私の鞄まで持って行ってしまった。
 ……そういえば、ツリーってどうするんだろう。一瀬くんが昨日私専用のツリーを用意するとか言ってたけど、私の家にツリーなんてあったっけ?
 この家のどこに何があるのかは、たぶん私より一瀬くんの方が詳しくて。だから、どこかにしまい込んで忘れちゃってるツリーの場所も分かってるとかなのかな?
 とりあえず一瀬くんにもしかしたらツリーが無いかもしれないことを伝えようとリビングを覗けば、部屋の中央に大きなツリーが立っていた。
「あ、先輩」
「え」
 ひとりでにくるっと振り向いたのはクリスマスツリー……の格好をした、一瀬くんだった。
「どうしたんですか? もしかして待ちきれなかったんですか?」
 足元まで植木鉢のような飾りがあるので振り返るのも大変みたいで、もそもそと動きながらこちらに向かってくる。
「あと少しで準備できますから、もうちょっとだけ待っててくださいね」
「いやいやいや……待って? 何してるの……?」
「ツリーの用意ですよ」
「えぇ……?」
 確かに一瀬くんの足元には色とりどりのモールやオーナメントが用意されていて、たぶんこれを一瀬くんの着ているツリーの着ぐるみに飾り付けるんだろう。
「いや……だからなんで一瀬くんがツリーの格好してるの?」
「先輩に飾り付けてもらうためです。好きなだけ飾り付けていいですよ、どうぞ!」
「ええ……?」
 一瀬くんは時々よく分からないことをし始めるけど、まさか自分をツリーにするなんて。
 ……もしかして、一瀬くんは自分が飾り付けられる方が好きなのかな?
「一瀬くんはツリーになりたかったの?」
「えっ」
「もしかしたら飾り付けするよりされる方が好きなのかなって」
「いや、別に……先輩に飾り付けてもらいたかっただけで……僕はむしろ先輩を飾り付ける方が……」
 一瀬くんが何かを呟いているけど、声が小さくてよく聞き取れない。
「飾り付ける方が好きなら早くそれ脱いで一緒に飾り付けしようよ」
「一緒に、ですか……?」
「うん、それ着てたら一瀬くん飾り付けできないでしょ? だから脱いで、一緒に飾り付けやろうよ」
 飾りを手に取って誘えば、一瀬くんがもぞもぞとツリーの着ぐるみを脱ぎ始めた。
 ……そういえば一瀬くん、どんな飾りを用意して来たんだろう?
 待っている間に飾りが詰まった箱の中を確認してみる、と。
「こ、これは……!!」

「とーっても素敵なツリーになりましたね!」
「そうだね……?」
 一瀬くんと着ぐるみから取り外したツリーに飾り付けして終わって、ケーキの準備をする。
 その間にも部屋の隅の派手なツリーがチラチラと見えて、なんとも言えない気持ちになる。
 ツリーには“せんぱい 世界一カワイイ!”の文字の形をしたバルーンや、「先輩♡だいすき」と書かれたガーランド、ハートの形のオーナメントなどに飾られて、ピンク色の電飾がピカピカと点滅していた。
 飾りを見た時はなんとなく微妙な気持ちだったけど、一緒に飾り付けをする一瀬くんがあまりにも楽しそうだったので、いつの間にかこういうのもまあ良いかな、なんて思ってしまった。
「一瀬くん」
「どうしましたか?」
「ありがとね、色々用意してくれて」
「えっ、いや……先輩に喜んでもらえて、よかったです」
「うん」
 ひとりだったらたぶん、こんなにちゃんとクリスマスパーティーなんてしなかったかもしれないから、この楽しさは一瀬くんのおかげだ。
 いつの間にか買っていてくれたシャンメリーをついだグラスを手に取れば、一瀬くんが自分のグラスをそっと寄せてくれたので、軽くチンッと打ち合わせた。
「「メリークリスマス」」
 びっくりすることも沢山あったけど、これまでで一番思い出に残るクリスマスになった気がする。



「ケーキに乗せる人形を作ってきたんです」
「一瀬くんが作ったの? すごいね」
 どんなやつなんだろう、クリスマスケーキだからサンタの人形とかなのかな?
 気になって一瀬くんの手元を覗き込んでみれば、そこにあったのは白いドレスとスーツを着た、ちょっと見覚えのある女の子と男の子の砂糖でできた人形だった。
「先輩と僕です♡」
「なんで?」
 クリスマス関係なくない? と思っていたら一瀬くんが勝手に私のケーキの上に女の子の方の人形を置いてきた。
「こんな端っこに乗せたら落ちちゃわない?」
 見るからに不安定な位置に置いてあるのが気になって話しかけてみれば、一瀬くんは自分のケーキにも落ちそうな位置に男の子の方の人形を置いて、なにかのクラシック曲を口ずさみながらケーキを自分のお皿から私のお皿に移し替えはじめた。
 ……え、なにやってるの?
 たぶん何かやりたいことがあるんだろうなと思って、とりあえず口出しせずに待ってみる。
 あ、ケーキくっつきそう……クリーム混ざっちゃわないかな。
「先輩! 先輩と僕の人形が!」
「ねぇ、なんで私のお皿にケーキ載せたの?」
「2つとも先輩が食べて良いですよ♡」
「一瀬くんのケーキまでもらえないよ。返すね」
「あ、あああ!! 誓いのキスが!!!!」

エピローグ漫画の紹介

そしてエピローグはなんと、漫画にもしてくださいました!!

エピローグ漫画が読めるXのポストはこちら↓

素敵な作品をありがとうございます!

小説への私の感想

ここからは、私が小説を読みながら書いた感想のメモ書きを加筆修正&再編集してまとめたものです。
小説を書いてくださっている様子をリアルタイムで拝見していたので(ありがたすぎる話)、その際の呟きに対する感想などもときどき入っています。

※読みながら実況風に書いた感想なので、どの描写に対する感想なのかがわかりやすいように、必要に応じて小説本文を引用したり、説明を追加したりしています!

それと、とにかくとても長文です!!!!

※えにけりおあさんの呟き
「クリスマスツリーにオーナメントじゃなくてまいちゃんの写真を飾る一瀬くん」
写真まみれのツリー、想像したら絵面が怖すぎる。でも一瀬ならありえるので笑ってしまう……。
開き直って「だってただの球体なんか飾っても全然可愛くないじゃないですか! でもこれなら可愛いですから……、ほらね!♡」とか言う一瀬も見えた(オーナメントをディスる一瀬)。

※えにけりおあさんの呟き
「ツリーのコスプレをした一瀬くん」
冷静に状況を思い浮かべたら面白すぎるのに、あまりにも一瀬すぎる行動……!
謎にライバル意識を抱いて、ツリーにまで対抗しに行くのが最高に一瀬って感じ。まいちゃん視点だと、「飾りつけしましょう」って誘われて行ったらいきなりコスプレ姿を見せられる状況……怖すぎる。

※えにけりおあさんの呟き
「まいちゃんは小さい頃食べたいケーキが売り切れで他のケーキ屋さんまでわがまま言ってはしごした、みたいなことは無さそう」
まいちゃんは親がノリノリで甘やかしすぎてて逆にちょっとうんざり……みたいなときもある感じだから、確かに自分からはわがままをあまり言わないかも(甘やかされ慣れている余裕?)(?)。
あと、結構わりとなんでも「美味しそう!」ってなるから食べ物でそういうのはあんまりないイメージ。

「クリスマスの思い出?」
 いつものように放課後部室で一瀬くんと話していたら、いつの間にかそんな話になっていた。
一瀬は自分と出会う前のまいちゃんの話全部聞きたがるから、本当にしつこいくらい日常的にこういうことを聞いてる(そしてその頃の思い出を全て自分で上書きしたがる)(無謀すぎる)。だからこの描写、解釈一致すぎ。
というか導入めっちゃスムーズですごいなー! わくわくする!
部室でおしゃべり美術部(安定)の日常って感じですごくいい。

「先輩の話なら何度だって聞きたいですよ♡」

語尾にハート付けてる一瀬好きだから嬉しい。 


※えにけりおあさんの呟き
「まいちゃんの家はご両親が大きなツリー買って、家族みんなで飾り付けやってそう」
確かにまいちゃんの家は季節のイベントめっちゃ盛大にやってるイメージ! だからツリーとかもみんなで飾ってそう。
逆に一瀬は、「家族でわいわいツリーを飾る」みたいなのをほぼやってない人生(家にツリーも置いてないかも)。

「あ、小さい頃クリスマスツリーの飾り付けさせてもらったことがあって、ちょっと楽しかったかも」
「させてもらった」って言い方がまいちゃんっぽい!!

「ツリーの飾り付けですか、僕も昔やりましたよ。懐かしいなー、楽しいですよね!」
1ミリも思ってるわけなくて面白い(一瀬のすべてを知っている人間視点)。
一瀬は「まいちゃんにとって親しみやすい男子高校生」を演じるためにまいちゃんが話したエピソードに過剰に共感しようとするから、まいちゃんに対してはこういうこと言いがち。
実はけっこう嘘ついてるときも多い……。

 私は特別好きってわけではなかったけど、家族みんなで大きなツリーの飾り付けをしたのは楽しかった気がする。
確かにまいちゃんって、ツリーの飾り付け自体が特別好きではないのかも。めんどくさいっていう気持ちも少しはありそう。「見るのはきれいだけどねー」みたいな。
まあでも「家族との思い出としては好き」くらいの距離感のイメージだから、読んでてめっちゃわかるなぁ……と思った(?)。

「え、なんで?」
「先輩のために先輩専用のツリーを用意しておきますから!」
「なんで?」への返答に全然なってなくてやばい(褒めている)。別に専用のツリーが欲しいとか言ってないのに何言ってんだって感じ(でも、一瀬のそんなところが好き)。
まいちゃんの「なんで?」に頑なに答えない一瀬、まずは話を聞けすぎる(最高です)。

「先輩のためのツリーなので、先輩の家でやりましょう。クリスマスまで先輩の家に置いておいてもらってもいいですよ♡」
ヤバ一瀬すぎる(めちゃめちゃ褒め言葉)。真実を隠したまましれっと居座ろうとするの最高だ……!?
この♡は、一瀬的には内心本気だけど、まあ無理だよなとも思ってるから冗談ぽくして自分の心を守ろうと思ってるときの、♡(断定?)。

「一瀬くんが用意するツリーなんだから自分の家に置きなよ。そこまでしてもらってまで飾り付けしたいほど好きなわけじゃないし……」
正論すぎる。でも一瀬はこういう一言にグサッと来てそう。なんか勝手に、「私に関係ないじゃん」って突き放されたように感じてそう。

「いいじゃないですか、ツリー飾り付けてちょっと早いですけど一緒にクリスマスパーティーしましょう! ケーキも僕が用意しますから!」
「そんな、悪いよ」
「だったら明日の放課後一緒にケーキ買いに行きませんか? お互いに好きなケーキを選んで、一緒に食べましょう」
「えー……」
「先輩が以前気になるって言ってた洋菓子店のケーキ、僕も気になってるんですよね」
「そこまで言うなら……」
一瀬の、交渉が苦しくなってきたらとりあえず「食べ物」か「金額」でアタックする悪いところが出てる(※褒めています!!)。
ここの会話、一瀬のセリフ量とまいちゃんのセリフ量に露骨に差がありすぎて、一瀬の必死さが浮き彫りになってる……。そこまでしても結局まいちゃんがめっちゃ嬉しそうとかにはなってなくてやばい(良いという意味)。
一瀬、この日の夜は絶対家で一人で泣いてる……(断定?)。

次の日の放課後、一瀬くんの提案通り一緒にケーキを買って、そのままクリスマスパーティーをするために一瀬くんと家に帰ってきた。
ケーキを買いに行くデート(一瀬視点)もできてよかったね一瀬。

 一瀬くんは当然みたいにケーキの箱と、私の鞄まで持って行ってしまった。
一瀬って「鞄を持ってあげたらモテる」とか思ってて、そういうところがわりと浅い(※褒め)。

※えにけりおあさんの呟き
「一瀬くんならツリーのコスプレくらいそれどこにしまって持って来たの……? でも良い気がする」
『一瀬って、ツリーのコスプレ衣装を持ち歩いていても違和感を抱かれないんだな……』と思わず笑ってしまった呟き。好きです。

……そういえば、ツリーってどうするんだろう。一瀬くんが昨日私専用のツリーを用意するとか言ってたけど、私の家にツリーなんてあったっけ?
 この家のどこに何があるのかは、たぶん私より一瀬くんの方が詳しくて。だから、どこかにしまい込んで忘れちゃってるツリーの場所も分かってるとかなのかな?
ここめっちゃまいちゃんの口調&確かにこういうこと考えそうだなって感じで好き!!
「勝手にすべてをやる一瀬と、その勢いに押されて受け入れちゃってるまいちゃん」の雰囲気がめっちゃイメージ通りすぎて……。
確かに、まいちゃんの家の収納も、食材とか生活用品の在庫とかも一瀬のほうが詳しいイメージだし(!?)。
まいちゃんも『なんか勝手に買い足してるしなぁ』みたいな感じで、いろいろ勝手にいじられてる気配は感じてるけど、止めても聞かないからもういいや(あとまあ普通に楽だから任せとこ)ってことで放置してる感じ……(?)。

それと、まいちゃんはあまり昨日の会話を一人で考えみたりはしてなくて、昨日はとりあえずそのまま流してて、いざ今、その時になってから「あーそういえば」って感じで思い出す……みたいなところに一瀬との差を感じる。
一瀬は一人で考えまくってたぶん泣いてたけど……まいちゃんは良くも悪くも深くは気にしてないっていうか、まいちゃんの中では「ツリーの飾り付け」は別に(現時点では)そんなに一大イベントではないっていう認識なんだろうな。「ケーキのついで」くらいの認識かな……。

 とりあえず一瀬くんにもしかしたらツリーが無いかもしれないことを伝えようとリビングを覗けば、部屋の中央に大きなツリーが立っていた。
「あ、先輩」
一瀬、この状況でなんでそんなに冷静なんだよ……と思った(最高すぎる)。

「どうしたんですか? もしかして待ちきれなかったんですか?」
「そんなことよりも!!」すぎる。あと、「先輩も実は前のめりだったりして!」的な自分の中の願望が抑えられてなくてやばい(好き)。

 足元まで植木鉢のような飾りがあるので振り返るのも大変みたいで、もそもそと動きながらこちらに向かってくる。
読んで声出た。想像したら面白すぎる! かっこよくなさすぎる! でも一瀬は絶対ウケ狙いとかじゃないから大真面目にやってて、それを想像すると余計に笑えてくる。「もそもそ」が特にやばい。神オノマトペ(?)。
あまりの困惑にまいちゃんもツッコミ切れてないから普通に流れてて、読者としては余計に面白すぎる。

「いや……だからなんで一瀬くんがツリーの格好してるの?」
「先輩に飾り付けてもらうためです。好きなだけ飾り付けていいですよ、どうぞ!」
基本、一瀬ってまいちゃんの「なんで?」を無視してる。
正直に答えると自分の嫉妬心が露呈するから本音は隠したいのかも……? 無意識にそうしてしまってる可能性もあるし、ただとにかく「話を前に進めなきゃ!(じゃないと断る隙を与えてしまう!!)」みたいな焦りの可能性もあるし。
考察がはかどる……(?)。

※えにけりおあさんの呟き
「一瀬くんは今回「ツリーになってまいちゃんに飾り付けてもらいたい」よりも「ツリーの飾り付けをするってまいちゃんの思い出に自分も参加したかった」って気持ちの方が強いような気がするから「そんなことしてないで一緒にツリーの飾り付けしようよ」って言ったら渋々ではあるけど承諾してくれそう」
確かにそうかも。やっぱり自分が出会ってすらいない頃のまいちゃんの思い出には寂しさを覚えそう。
なんか、そう思うと少しの切なさも感じて、うるっと来てしまいそうな自分もいる(ツリーのコスプレとか謎の行動もしてるけど……)。
この、間違った方向への全力愛情×シュール面白×それなのになぜかこちらがちょっぴり切なさを感じてしまうような一瀬の謎しっとり部分(?)というか……本当に一瀬シリーズ(?)の良さがめっちゃ詰まっててすごく好きな小説! 最高!

 ……もしかして、一瀬くんは自分が飾り付けられる方が好きなのかな?
「一瀬くんはツリーになりたかったの?」
そんなわけないだろと読者がツッコみたくなる発想のまいちゃん(褒めています)。その後困惑の一瀬、までの流れが完璧……!
一瀬とまいちゃんがWボケみたいになるの、めっちゃ好きだから嬉しい!

「いや、別に……先輩に飾り付けてもらいたかっただけで……僕はむしろ先輩を飾り付ける方が……」
 一瀬くんが何かを呟いているけど、声が小さくてよく聞き取れない。
「飾り付ける方が好きなら早くそれ脱いで一緒に飾り付けしようよ」
テンパっていらんこと言いそうになる一瀬LOVEすぎる。何考えてんのこいつすぎる(※褒め)。
こうやって一瀬がごにょごにょ言ってても、(日常茶飯事だから)まいちゃんも別にむやみに聞き返したりしないでそのまま流すところ、2人の普段の関係性とかまで見えていい。なんだかんだで気を許してそうな仲だなあっていうか。普段もこんな会話してるのかなとか。
まいちゃんの「飾り付ける方が好きなら早くそれ脱いで」発言、思わず「本当にその前提で進めるんかい!」ってツッコミたくなる……(好き)。でも、これも一瀬がちゃんと言わないからだもんね……。じゃあ仕方ない(誰目線?)。

「一緒に、ですか……?」
まいちゃんに「”一緒に”やろう」って言われたらときめいちゃう一瀬チョロすぎて可愛い(号泣)。
一瀬の脳内、「一緒に……ふーん。先輩は”僕と一緒に”やりたいのか……ふーん(照)」みたいな感じかな。たぶんめっちゃ嬉しいと思う。
わざわざ念押し確認してるし(?)。

 飾りを手に取って誘えば、一瀬くんがもぞもぞとツリーの着ぐるみを脱ぎ始めた。
もぞもぞ一瀬可愛い(?)。

 待っている間に飾りが詰まった箱の中を確認してみる、と。
「こ、これは……!!」
え!! 何!? どんな飾りが!?
(勝手に予想してるだけ→)ハッピーウェディング♡合成写真とか?(クリスマス要素は?)
天使まいちゃんの人形?(一瀬の願望すぎる!)

「とーっても素敵なツリーになりましたね!」
「とーっても」←まいちゃんの前でしか出さない一瀬の口調すぎる。

 一瀬くんと着ぐるみから取り外したツリーに飾り付けして終わって、ケーキの準備をする。
 その間にも部屋の隅の派手なツリーがチラチラと見えて、なんとも言えない気持ちになる。
「着ぐるみから取り外したツリーに飾り付け」たということは、一瀬は結構ガチめのツリーのコスしてたんだ……。って思い出し笑いしてしまった。
確かに、一瀬ってこういうところの品質に謎にこだわりを追求したりするからな……。まあ、まいちゃんに飾り付けてもらうために用意したんだから余計にそうなのかも。一日でそのクオリティのコスプレ衣装を用意できる謎能力も面白い(もはやすべてが面白くなってきた……)。

派手なツリー……。一瀬だし、まいちゃんの家のインテリアとか雰囲気に合わせようっていう意識がゼロだったんだろうな。まあ一瀬っていつもそうだし……。
自分があげたいものを無理やり押し付けてるだけなのに「それこそが僕の愛情♡」とか思っててやばいから……。

 ツリーには“せんぱい 世界一カワイイ!”の文字の形をしたバルーンや、「先輩♡だいすき」と書かれたガーランド、ハートの形のオーナメントなどに飾られて、ピンク色の電飾がピカピカと点滅していた。
ツリーのオーナメント、そっちかー!!!!(解釈一致)
もうあれなんだ、ツリー丸ごとまいちゃんへのプレゼント(※一瀬が渡したいもの)のつもりで用意してるんだ。なるほどね……!!
そしてこれを、もともとは自分に飾らせようとしてたのか……(困惑)。でも確かに、そうしたら「完成」するもんな……一瀬ツリーが……(一瀬ツリーとは)。
こういうのも夜更かしして作ったのかな。寝たほうがよすぎるかも(一瀬にはいつも言えることだけども……)。
「ハート」「ピンク」とかに、一瀬の偏見というか「可愛い女の子といえばこれ!♡」が透けて見える。まいちゃんの好みよりも、自分の中の「可愛い先輩♡」のイメージを優先させちゃってるのが一瀬のヤバいところすぎて好き。

 飾りを見た時はなんとなく微妙な気持ちだったけど、一緒に飾り付けをする一瀬くんがあまりにも楽しそうだったので、いつの間にかこういうのもまあ良いかな、なんて思ってしまった。
「一瀬くん」
「どうしましたか?」
「ありがとね、色々用意してくれて」
一瀬が楽しそうだからまあいいか、になるまいちゃんめっちゃ良い!! 一瀬のことを普通に人として好きだから、一瀬が本当に幸せそうなときはつい嬉しくなるの、まいちゃんあるある。
なんだかんだで楽しかったからとお礼を言う流れもいいな……。一瀬もこういうこと言われると嬉しくなれそう。今日の夜は泣かなさそう(?)。

 いつの間にか買っていてくれたシャンメリーをついだグラスを手に取れば、一瀬くんが自分のグラスをそっと寄せてくれたので、軽くチンッと打ち合わせた。
「「メリークリスマス」」
シャンメリーも用意してたんだ、一瀬ナイス(?)。グラスをそっと寄せる一瀬、急にここで落ち着いてかっこよさ出してくるのやばい。コスプレしてたくせに。

最後めっちゃ幸せだし、途中で変なコスプレしてたとは思えないほどきれいな終わり方……!! なにこのギャップ(ギャップなのか?)! コスプレのところと最後を並べて「これは同じ小説です」って言っても信じられないような……(褒めてる)。

※エピローグ全体に対して
エピローグどころの騒ぎじゃない神エピソード!! 一瀬がここまでしてるのにまいちゃんは全然意識してないままなのが、本当に一瀬ドンマイって感じでめっちゃいい!!

しかも、まいちゃんはウェディングモチーフなことも入場曲にも気づいてないんだ……! だからただただ「クリスマスに関係ない人形を作ってきたなー」「変な場所に飾るなー」「なんか歌ってるなー」「え?なんで?一緒に食べようよ」みたいな感じなんだ!?
けど読者にはわかるんだ!? めっちゃいい……!!

「先輩と僕です♡」
こんなところで先輩ファーストしても正直ただの自己満足なのに、それを愛だと疑わずに先輩ファースト(?)してる一瀬ですごく好き。

※えにけりおあさんの呟き
「一瀬くんがケーキを移し替えている間、一瀬くんが見てほしいのは上に乗ってる人形なんだけど、まいちゃんは全く見てなくてケーキしか目に入ってない(描写がない)とかも密かなこだわりポイント」
「い、言われてみればたしかに!!!! そこも一瀬とのすれ違いなんだ!? 夏まいの温度差(?)としてめっちゃ自然だったから普通に受け入れちゃってた!」と思った呟き。
こだわりポイントを教えていただいてから読むと、またさらに楽しい!

まいちゃんは(一瀬がやりたいこともちゃんとわかってないから、余計に)「早くケーキ食べようよ。まだ食べないの?」とかも思ってるだろうから、たしかにケーキのほうばっかり気にするだろうなあって感じですごく納得。「食べる前に何ごちゃごちゃやってるの?」みたいな。

※小説全体に対して
日常と、面白と、しっとりと、ほのぼのと、かっこいい一瀬と、かっこよくない一瀬と、ドタバタラブコメと、ヤンデレ要素と……とにかく全部入って欲張りセットみたいになってて最高!!
本当にありがとうございます!!





最後に

このほかにも素敵な作品をたくさん投稿していただいていますので、興味がある方はぜひXなどのSNSで「 #夏まいアドベントカレンダー2025 」で検索くださいね!

また、私の漫画作品はニコニコ漫画にカラー版をまとめていますので、よかったらそちらも覗いてみていただけたら嬉しいです!

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